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MISSION









Mission.4 『ニューハーフのショーパブに一緒に行って欲しい!』 前編
「yukiさんに一緒に六本木にあるオカマバーというかショーパブに行ってほしいんです。
彼女(彼)とは高校の頃仲が良かったのですが卒業とともに連絡が途絶えてしまって。」
最初このメールが届いた時、私は冗談かと思いました。 しかしこの携帯から打たれた
メールは2通になっていて全部読んだところで彼女が本気だということに気づきました。
音信不通になっていたのが去年テレビで偶然見つけある六本木のお店で頑張っている
ということがわかったんだそうです。「どうしても応援に行きたい!」
それが彼女のお願いだったのでした。

そりゃあもう行くしかないじゃないですか。 行きますよ。
場所が場所なだけに(涙)どこまで取材できるかどうかわかんないですけど
もういいや!行っちゃえ!!


とにかくそういうわけで、夜の六本木に来ることになった私。

私は大阪人なので、夜の東京取材となると、泊りです。ということで、六本木に近いところで一泊することにしました。



*今回、店内撮影禁止のため、一部画像無しでお送りします。あらかじめご了承下さいまし。
少し時間に余裕を持って出てきたので、まずはチェックイン。

あー、しかし今晩のことを思うとドキドキします。ちゃんと会えるのかなあ。しかもニューハーフさんたちのショーパブです。プライベートを入れても初体験です。そんな私がついていって役に立つんでしょうか・・・。涙
最初のメールをもらってから、しばらく考えて、「よし!受けよう!」と決めてから、何度かメールのやりとりをしました。

あ、今回の依頼人はりょうこさんという、二人のお子さんのいるママさんです。お二人目を妊娠中、マビッシュに出会い、JENNIFER他をご愛用下さってたお客様です。ママさん、と言ってもかなり若いです。そして今回会いに行く彼女(彼?)との仲良かった高校時代のツーショットを写メールしてくださったんですけど・・・

り「かなりふざけた写真で恥ずかしいです・・・。そんな私が今保育園の父母会の役員やってるんですよー。世も末ですよねー。笑。でも、やる人がなかなかいなくて『えーい!それなら私がやりますっ!』って言っちゃったんです・・・。」写真は高校時代のものなので、かなりパワー全開でした。笑

正直その写真を見て「本当に引き受けてよかったのだろうか・・・汗」と、もう一度考えました。(冗談です。)もちろんその写真はここでは公開しないことにしておきます。笑
そろそろ時間となり、待ち合わせ場所へ。

六本木でうろうろすることってめったにないので、絶対に間違わないであろう、有名な喫茶店アマンドで会うことに・・・。
り「yukiさん!りょうこです。」
Y「わー!こんにちは!yukiです。はじめまして、今日はよろしくお願いします!」


無事会えました。(当たり前?)よかった。
今日はこれから先が問題なんですからねー。
まだ予約を入れてあるショーの時間には余裕があるので、ここでお茶しながら少しお話を聞くことにしました。二人が高校時代どんな感じだったのかとか、色々・・・。
り「うわー。六本木は久しぶりなんです。懐かしいなあ・・・。高校がこの近くだったんで、よく遊んでたんですよ。たい焼きの美味しいお店とか、いろいろ行きました。」

高校の時、その同級生の彼(当時はまだ彼だった)は、最初は男の子の格好で入学してきたんだそうです。だけど、ある時期にカミングアウトして、それからはもう女の子のカッコで学校にも来てたんだそうです。なんとなく彼を理解できて、協力してあげたいと思ったりょうこさんは、服が欲しいって言ってたのでお家に呼んであげたりしたんだそうで。
そんな感じで過ごした高校を卒業してから、早いうちにりょうこさんは結婚・出産と、彼のほうは"女"として生きる道に進み、なかなか連絡も取れない間にいつのまにか音信不通になってしまっていたのだとか。

り「携帯とかも変えたりするじゃないですか。で連絡もつかなくなっちゃって。それがね、テレビでたまたま見たんですよ、六本木のお店で頑張っているっていうのを。しかも、CMにも出てたんですよ。」

CM!?それってすごくないですか?うーん、彼女がすごければすごいほど、今回のミッションは厳しいものになっていく・・・。ホントに会えるのだろうか・・・。名前(芸名だけど)も確認済み。間違いなく本人なんだとか。(ちなみに名前はKちゃん。)
不安一杯の私たちは、とうとうそのお店についてしまいました。(つかなきゃどうすんだ)

ひゃ〜、なんともいえない雰囲気です。どうしよう。

ショーは日に何度かあって、全て予約制になっています。食事代・飲み代もセット料金になっていて、実ははとバスツアーにも組み込まれてるくらいにメジャーで、しかも安心料金設定のお店なんでした。今日はその一番目のショータイム、夕方からの分に予約を入れてあります。
入り口は階段で、怪しい赤い光の中を地下へ降りていく形になってます。ぎょえ〜、やっぱり私が先頭か・・・。涙


でも予約を入れたのも私だし、えーい。なんとかなるだろうさ。(なかばヤケクソ)
Y「天井高いし、舞台装置すごいねー。」
り「ホント。すごいですね。」


入り口は階段で、広さとかはまったくわからない感じなんですけど、舞台は結構大きくてとにかく高さがあります。でもこの色がなかなかすごくて、二人のドキドキはさらにヒートアップしていってます。

とにかくしばらく会っていないから、向こうが気づいてくれないかも、とか、結構人気があるみたいなので話が出来るような状況になれるかということとか、そして会えただけでなく、ちゃんと応援している気持ちを伝えて、いい関係になれるかということ。とにかく不安だらけです。


ニューハーフとして六本木で生きる。なかなか大変なことだと思います。普通に女に生まれてきた私たちとは違って、自ら女として生きることを決めて努力し続けている彼女。
そんな彼女にエールをおくりたい。それがりょうこさんの気持ちです。
り「頑張っていることを知って、どうしても会いたくなって。応援してるよって、頑張って!って伝えたくて。」

もうその時間も近づいてきました。もうすぐショーも始まります。きっと始まったらそれどころではないから今の間に食べて、飲んで、落ち着かなきゃ・・・。(お重になったかわいいお弁当とフリードリンクがついてます。美味しかった。←写真右・しっかり食べた人)
そんな落ち着かない気持ちのまま、ショーの前座がスタート。ショーの前にお客さんを巻き込んでの笑いのコーナーがありました。なんと、そこにりょうこさんが引っ張り上げられたのですよ。


お客さんが二人ピックアップされて舞台の上で卵焼きを作らされるんですが、さすがりょうこさん、こんな時なのに完璧な卵焼きを焼かれてました。笑

たぶんね、まだ独身で料理なんて出来ないだろう雰囲気に見える子を選んで連れて行ってるんだと思うんですけど(もう一人のお客さんは卵がグチャグチャになってました。)りょうこさんはこう見えても二児の母ですからねー。

←そう、これはりょうこさんです。
「もうちょっとで会えるんだ。どうしよう、すごい緊張してます。」と私に震える感じで言ってたりょうこさんなんですけど、堂々と舞台でタマゴ焼いてます。笑

さすが、保育園の役員に立候補してしまう人なだけあります。やるときはやる!みたいなハッキリした人です。

んでもってここまではなんとか隠し撮りしてましたが、ここからは本当に撮影禁止!
音声だけでお伝えしていくことになります。(音声って。字じゃないのさ・・・。)

そんな感じでこの後ショーはスタートしました。(どんな感じやねん)
り「もし会えなかったら、今日yukiさん何時まででも付き合ってくださいね!私、もう泣きそうです。」
実はめちゃくちゃ不安なりょうこさん。席に戻ってきてからホントに泣きそうです。
Y「了解です。今晩は泊まりですからいつまででも付き合いますよ!飲み明かしましょう!」
なんかね、ニューハーフのどうのこうの、とかいうよりも、とにかく踊りも動きもしっかりしてて、本格的な「ダンス・ショー」という感じ。結構たくさんダンサーは出てくるんだけど、彼女、Kちゃんはかなりいい役をもらってます。

Y「めちゃくちゃかわいくないですかー?!しかも細いしー!!」
り「さらに細くなってますー!めっちゃかわいいーっ!!何度か目があったかもしれない。どうしようー!」

ホントにね、めちゃくちゃかわいい子でした。私が男なら間違いなく惚れてます。(←真剣)
華奢で、細くて、なんとも言えない少女と大人の間くらいの雰囲気があって、動きも独特で、「そりゃーCMに使うわー。私が芸能関係者ならば絶対に使うね!」と思う(出来ないけど・・・涙)、すごいオーラのある子でした。少年役も女役も見事にこなしてました。

すごい頑張ってるKちゃんを見て、逆にこっちのほうが元気をもらってしまった感じ。応援しに来たつもりがこんなにパワーをもらえるとは・・・。すごいです。
さあ、この後本当に彼女に会えるのか!?
ちゃんと気持ちを伝えられるのか?こんなに活躍しているKちゃんに会わせてもらえるのか?(強面のスタッフに放り出されたらどうするんだろう。泣)

うー、気になるところで次回に続きますー!乞うご期待!!
放り出されてないことを祈っててください・・・。



                         ・・・・・・・後編に続く

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