yuki's DIARY
2003/7/2 授乳について思うこと。さて、子育てといえばとにかく一番最初にぶち当たる(?)のが授乳。
妊娠中もほんとそうだけど、 この授乳に関することも個人差がすごいと思う。
母乳で全部足りたって人もいるし、 全部ミルクって人もいる。
で、そういう私は一人目も二人目も母乳とミルク、混合派。
今回のお産の入院生活の中では この母乳とミルクに関してもいろいろ考えさせられた。
私の入院した病院では授乳指導なんてのももちろんあったし、
『母乳で育てられることに越したことはない。』という考えだったんだけど
基本的にそうなだけで がんばりすぎたり、ムリしたり、 母乳が足りないって気にしないで必要な時はミルクを足してあげたり、
とにかくお母さんは気楽にいきましょう!っていう雰囲気だった。
私、これはすごいよかったと思う。
あとでダンナに聞いたら母乳以外は一切赤ちゃんに与えないっていう 方針の産院もあるらしいのね。
確かに母乳は一番完璧な赤ちゃんの食べ物(飲み物か?)だけど なにがなんでもそれだけしかダメ!っていうのは
実際に育てるお母さんの精神状態には すごいキツイんじゃないのかなあ?って思ったり。
最初からすごーくお乳の出がよくて それだけでぜんぶ足りちゃうって人はとってもラッキーだけど、
そうじゃない場合や、 いろんな事情で母乳を赤ちゃんに与えられないケースの人もいる。
私の場合は一人目の時、お乳は出るのに 赤ちゃんがうまく吸えない、ということがあって、 とっても苦労した。
よく、陥没とか扁平乳頭とかっていうケースもあるんだけど、 私の場合は微妙で、そこまでじゃないんだけど、 少し短いのね。
その上赤ちゃんだって最初は初心者。うまく吸い付けない。 それでなっかなかおっぱいを飲ませられなくて
看護婦さんのアドバイスで『乳頭保護器』っていうのを購入して使ったの。
これはお乳を上げる時に傷ができてしまったりして痛いときに 乳頭を保護しながらお乳をあげるためのカバーみたいなものなんだよね。
ちょうど哺乳瓶の乳首みたいな感じで それをおっぱいにあててその上から赤ちゃんに吸わせるの。
これは上にもあげた、扁平や陥没乳頭の人にも使われていて、 私みたいな人でもこれで赤ちゃんが吸いやすくなるってわけ。
ただ、直におっぱいを吸うほうがやっぱり赤ちゃんは楽なのね。
だっておっぱいとその保護器の間には隙間があるわけで、 吸い始めは力いっぱいそこに溜まってる空気も吸い込んで、
お乳が出てくるまでがんばらなきゃいけない。
一人目の子は2525gと小さかったこともあって これを吸うのがすごくヘタクソで大変だった。
でも、母乳が一番なんだもんな・・・と私もがんばったし、 間には搾乳もした。 でも、なかなか上手くいかなかったよ。
その頃生きてた私のおばあちゃんは お乳の足りない分ミルクをあげてるのを見て 『この子は牛の子やな。』とか、
『そのお乳は見た目だけで空乳かいな。』とか 私に言ったもんです。
産後のイライラの時に、 しかも、よく泣く子だったこともあって極度の睡眠不足の日々の中、
自分でも『母乳をうまく吸わせられたらなあ。』と必死になっているところに そういう言葉はかなりキツかったな。
今となっては笑って思い出せるけどね。
だから今回は気楽にいこうと決めてた。 で、この『保護器』も持って入院したのですよ。
今回の子はけっこう体もしっかりしてたし
看護婦さんにも『この子はガッツあるよ〜。』(なんでだかは知らない。) といってもらえただけあって
おっぱいはやっぱりうまく吸えなかったけど、 保護器は入院中にけっこう上手く吸えるようになった。
そんな時、病室にまわってきた看護婦さん(あとでこの人が婦長さんだと知った)に 『あら。うまく吸えてるじゃない?
方向も真っすぐでいいし、 これ(保護器)でうまく飲めるのならずっとこれでもいいんだし。
(ムリにおっぱい直に吸わせようとがんばらなくても) これでがんばって。』と言ってもらえた。 すごく気が楽になった。
こういう一言ってほんとにうれしいんだよねー。
後日、退院する二日ほど前に 何人か集まってこの婦長さんから産後の生活の注意についてお話を聞いた。
その時、婦長さんはいろんなお話をしてくれたけど、
お乳についても 『初産の人では10人に1人いればいいほうよ、退院までに母乳で足りるのは。
私なんか全然足りなくて、三ヶ月までミルクを足して それからやっと母乳だけでいけるようになったのよ。
三ヶ月頃までは母乳はどんどん出るようになっていくからね。 今出なくても当たり前だと思って気楽に構えてがんばってね。』
と言って自分の体験を話してくれた。
しかも不妊でやっと授かったお子さんらしい。
産後の避妊についてのお話の中でそういうこともお話してくれて、
(「私は不妊だから避妊しなくていいけど、避妊するのは大変だと思うけど いろいろ問題があるからちゃんと気を付けて。」
というような感じで。 決して暗い雰囲気ではなく。)
あー、すてきな人だなあーと思った。
産後は体もしんどいし、 思うようにがんばれない。
でも、『こうするのがホント!』みたいなことが子育てにはたくさんあって、
特に昔の人なんかには 『母乳足りないの?』とか、『紙おむつしてるの?』とか、
いろいろ言われてブルーになったりするんだよね。 でも、私はそういうの個人差があっていいと思う。
人には言いたくない事情だってあるんだしね。 私だっていちいち『え?ミルクなの?母乳足りないの?』って聞かれるたびに
『私、乳首が短くって・・・。』とは言いたくない。
自分と赤ちゃんにとって一番いい方法を見つけて それで子育てしたらいいんだと思う。
誰になんと言われても関係ないんだーって思える強さだけ持ってね。
自分の子供を一番愛しているのは自分なんだもん。 自信持って子育てしなくちゃ。
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