yuki's DIARY
2006/3/11 怖いもの、大切なものお久しぶりの日記です。
もういつものことで皆様慣れてらっしゃるだろう。
「OK、OK。わかってるよ、忙しかったんでしょ。」との声が聞こえてきそうですが、 その通りでございます・・・。
今回の春モノは苦戦いたしましたです。
現行型の追加生産・新型の進行、 んでもってそこにまた新ブランドを出そうなんちゅう大それたことをやりだしたもんで、
すっかり仕事内容は今まで以上にパンパンになってしまいましたです。 でも、忙しいのは嬉しいのです。
これからもっといろんな形でお客様と関わっていけるという 新しい道が開けるわけだし、
仕事が忙しいなんてことはありがたい以外の何者でもないわけです。
しかし、今回のお題、「怖いもの」なんですが、 皆さんにも怖いものってありますか?
私はですね、見かけによらず怖がりなもんで、 ホラー映画とかね、あのあたりは全滅です。涙
子供の頃はお化けが怖くてですね。 そりゃあもう「へたれ」だったわけですけど、
最近、一番怖いのは生産関係からの電話、 「・・・納期、遅れそうです・・・。」 これですね。涙
何が怖いってこれが一番怖いです。もう泣けますよ・・・。
こんな私ですが、皆様どうぞ今年もよろしくお付き合い下さいまし。
頑張って今まで出来なかったことも実現させていきたいと思ってます。
いつもホントにお世話になって、応援して下さってる分、 少しずつお返ししていきたいと思ってますです。
(って・・・今年初めてのご挨拶が今頃かいっっ!!号泣)
さてさて、私の二人の息子たちですが、 これもですね、やっぱり似るんですかね。 お化けが怖いらしいですー。笑
私の言うことをわりと聞いてくれるお兄ちゃんのほうは もともと私自身が怖いらしく(喜んでいいのか・・・)、
お化けを引き合いに出さなくてもちゃんと話を聞いてくれたもんなんですが、 チビ怪獣のほうはですね、 全く言うことは聞かないわけです。
この人はたぶん怖いものがないんでしょう。
私が少々怒ろうが、睨もうが、すごもうが、 はい。 なんともないらしいです。笑っとります。涙
しかしですよ、いつまでもそのままほっとくわけにもいかず、
そろそろ、色んなシーンでのマナーも覚えてもらいたい年頃にさしかかるわけで。
そう、スーパーのお菓子売り場の廊下で じたばたと寝転び、 「いやー!!」って叫んでいるちびっ子。
まだチビがいなかったころ、 私はどうしてあの子はああなるんだろうか、と不思議だったのです。
なんでかっていうと、お兄ちゃんはちゃんと言い聞かせれば言うこと聞く子だったから。
道端で大声出して、泣いて暴れて、親も手が付けられないなんて、ありえなかったわけです。
しかしです。 しかしですね、世の中には言い聞かせられない子供が存在するのだということに
チビが産まれて思い知らされたのですよ・・・。
何がどうあっても、 いったん「これ!」と思ったらもう最後。 誰の言うことも聞かない子・・・。 そう、それがチビだったのですよ・・・。涙
最近まで、うちの一家はもうこのチビ怪獣には誰も手が付けられず、 ほっちらかしだったわけですが、
(暴れたら放置、それでもおさまらなかったら力任せに抱えてその場を去る。)
最近ですね、いいものが現れたのです。 そう、それがお化けさんなのですよー。
チビは誰のことも怖くなかったわけですから、 私が怒ろうと誰が怒ろうと、 「そんなことは俺の知ったこっちゃない。」と、
言うことなぞなんも聞かなかったわけです。 怒られても笑ってましたからね・・・。涙
それがです。 すごいことにお化けさんは怖いらしいのですよ。 保育園の絵本に出てきたか、ビデオに出てきたんだかして、
ある日突然「バケ・・・いや!」と言い出したのです。 もうね、申し訳ないけどこのパワーを使わないわけにはいきませんですよ。
だって、「そんなことしてるとバケくるよっっ!!」の一言で、 「はいっ。もうしないよ。」ですよ!? すごい威力じゃないですか、お化けさん。
いやもうお化け様と呼ばせてもらいたいです。
ホントは怖がりの私だから、 あんまり子供に「お化けお化け」って、 むやみに怖がらせたくはないんですけど、
もう背に腹は変えられないって言う感じですね。
申し訳ないけど、あまりのパワーに脱帽で、 効果が薄れない程度にポツポツと使わせていただいてます。
んで、お化けの怖いチビなのですが、 あ、お兄ちゃんは元々怖がりなのでお化けはやっぱり怖いのですが、
この怖がりの二人はですね、 寝室のある二階に上る時、
物置にしている部屋の前を通るんで 「お化けのいる部屋」と思ってて怖がるんですよ。
モノがたくさん置いてあって電気のついてない部屋って なんだか不気味じゃないですか?
だから勝手にお化けの部屋だと思っているらしいです。 二人で。
でも、一人っ子だった私と違って、 やっぱり兄弟っていいですね。 二人だと、なんとかこわいゾーンも通れるらしいです。
電気をパチパチつけながら、 ギャーピー言いながら、 なんとか二人で寝室まで辿り着いたりしているわけです。
何日か前もそんな調子で、 洗面所で寝る前にコンタクトを外したりしていた私は 「もう二人で上に上っとき〜。」と、声をかけ、
しぶしぶ二人はもたもたと階段を登っていきました。
階段の途中、洗面所をのぞきながらお兄ちゃんは 「ママも早く来てやー。早く来ーへんかったら・・・。」と しばらく黙った後、
「ママの一番大事なものって何〜?」と逆に聞いてきました。
私は「ママの一番大事なもんって、アンタ、そりゃアンタたち二人だよ。」 と答えたわけですが、
これはお兄ちゃんにとっては困った答えだったわけです。
「えー!?自分の命よりもー?」 なんとも小学生らしい言い返し。笑
「そりゃそうやん。 ママは自分の命よりアンタたちのが大事やもん、しゃあないわ。」
ホントは「早く来ーへんかったら、ママの大事なもの壊すぞー。」 てなことを言いたかったのでしょう。
それを自分たち二人と言われたもんだから、 壊すわけにも捨てるわけにもいかなかくなって、
「むぐぐ・・・」と何も言い返せずに二人で寝室へと上っていったのでした。
私に勝とうなんて、十年早いぞい、と思いながら二階へ上っていくと、 寝室で、ポケモンのDVDをつけながら、お兄ちゃんが寄ってきました。
様子がちょっと変だったので、 どうしたんやろうかと思っていたら、急に「抱っこしてもいい?」と聞いてきました。
この4月で三年生になるお兄ちゃんですが、 弟が小さいせいで、
たまに焼きもちを焼いては「ボクもだっこして欲しい〜。」てなことをいうことがありますが、 なんだかちょっとヘンな感じだったから、
すんなりと「いいよ。」とだっこしてやりました。
いや、30kgほどある息子のだっこはコツが要りますけどね。涙
すると、急に 「あんな、たまにな、ママがもし死んだらどうしたらええんやろとか そんなことを考えてしまう時があるねん・・・。」 と言って、
ワンワン泣き始めたんですよ。
あー、私がさっき 「自分の命よりもアンタたちのが大事・・・」ってことを言ったから もしママが死んだらどうしようって思っちゃったんだわ・・・。
私も、普段電車に乗って会社まで行くとき、帰る時、 ふと「もし息子たちに何かあったら・・・。」と考えて怖くなることがあります。
想像しただけで恐ろしくて涙が出そうになることもあります。
そんな時の私の気持ちときっと一緒なんだなって思うと 私まで泣きそうになったけど、
一緒に泣いてたら落ち着かせられないなって思って ぐっとガマンして、
「大丈夫、ママは死なないよー。アンタらを置いて死ねると思う?」 そういって、しっかりと抱いてやりました。
そういえば、大きな電車事故のあった日に、 私が仕事から帰ると お兄ちゃんが飛んで玄関まで来て、
(学校から帰ったあとはおばあちゃんちで待ってるのです)
「ママ、よかった。事故にあってたらどうしようって思ってた。」 って言ったことがありました。
いつも、そんな気持ちで私のことを思ってくれてるんだもんね。
最近、いやもう結構前からだけど、 事故だけでなく、怖い事件が多いです。 子供が殺されたり、 親が殺されたり、
子供同士で殺人事件が起きたり・・・。 中でも無差別に子供が傷つけられたりする事件は 本当に怖い。
命って、一つずつしかないんです。 私にとって、チビたち二人は何ものにも代えられない、 一番大切な命ふたつ。
世の中に、これ以上の大切なものがあるんでしょうか。
作り直しも出来ないし、 やり直しもきかない。
憎たらしくって、思うとおりにはいかなくって、手を焼かせてくれて、悩ませてくれて、
でも、こわいくらいかわいくて、愛らしくて、温かくて、やわらかいもの。
小さなこの命たちは必死で生きている。
ママは死なないし、アンタたちをしっかり守ってやるからね。 安心してていいよ。
汚いことも、嫌なことも、そのうちたくさん経験しないといけなくなるけど、 今は私が守ってやらなきゃいけない。
そして、少しずつでもいいから、怖い事件が減って欲しいと思う。
命って本当に大切なものなんだって、思い出して欲しい。
そんなことを考えていると怖くてなにも出来なくなりそうなんだけど、
ありがたいことにこの小さな怪獣たちは また朝が来るとちゃんと私を怒鳴らせるのだ。
「こらー!!いい加減にしなさいっっっ!!もう二人ともほりだすよっっ!!」
うんうん、怒鳴ってるくらいがちょうどいい。
いつも胸が苦しいようなことを考えてちゃ、やってけないもんね。
怒ったって聞きゃしないチビにはこれだ。
「そんなことしてたら、お化けの先生が迎えにくるよっっ!こらっっ!」 「はい!ごめんなさい!もうしないよっ。」(←ほんとかよ・・・。)
怖いことを考えないでいられるくらい、私を怒らせてくれるチビたち、ありがとう。
そして、チビを黙らせてくれるお化けさん、あなたもありがとう。 結構本気で感謝しています。
でも出てこないでいいよ、私も怖いから。
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