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yuki's DIARY
2005/7/20  成長



どうも関西は梅雨明けしたみたいですね。 全国的にはどうなんだかよく知らないのですが・・・。

今から長い長い暑い夏がスタートすると思うと、ちょっと辛かったりもするし、
寒いときのことを思うと、それよりマシかとも思うし、
『もうどうにでもしてくれい・・・!』って感じになってきてることは確かです。笑


暑いとき、バイクに乗ってると、走ってる間はいいんです。 (あ、前回の日記の続きです。あしからず。)
風がなくても走ることで風が起こるので、意外に涼しい。

しかし、信号待ちになるともう怒涛のような汗が吹き出てきます。
風はなくなるし、 エンジンは熱い。 マフラーからは熱い空気がボーボーと出ている。
とにかく恐ろしい暑さに泣きそうになります。

私は視力が悪いので、普段コンタクトさんのお世話になってます。
で、バイクに乗ると風が起こるので、目にゴミがすごく入りやすくなります。
ハードコンタクト経験者ならば、きっとおわかりかと思いますが、 これがもうすごく痛い。
なので、バイクに乗るときにはいつもゴーグルを付けておりました。

黒のレザーを貼ったアメリカン用のヘルメットに、ゴーグル。 これがまた暑い・・・。
化粧なんてしてもしなくてもわかんないくらいに汗だくになります。

しかし、これが冬になるとまた大変なのであります。
夜仕事が終わって、若いので(当時まだ20歳くらい。)まだそこから遊びに繰り出します。

そのころも仕事は服関係のショップだったので、 終わるのは早くても8時。
そこからまだ遊びに行ってると、 まあ帰りは深夜です。 ですが、バイクなので終電の心配もないし、
ある意味気楽にブイーンと道路を走ります。

まあ、さすがに深夜なので、 暴走族のお兄ちゃんたちとも遭遇しかねないし、
気持ち急ぎ目にはバイクを走らせ、なんとか家につきます。

疲れてるし、もうこのまま寝てしまおう、 朝お風呂に入ってから仕事に行けばいいや・・・と、
ものすごく眠いのでそのまんまベッドに入るのですが、 足が冷たくてジンジンしていて、とてもじゃないけど寝付けない。

ものすごい睡魔は来ているのに、 体が冷え切っていて眠れない。

しかたないので起き出してお風呂につかる。 じゃないと眠れないわけです。

それなのに、毎日同じようなことを繰り返し、 凝りもせずにいつも寒いだの暑いだのと言いながら、
バイクさんのお世話になっておりました。

こうやってあらためて書いてみると、 この状態でもだんぜん車のが便利で安全で、 エアコンもあるし、
いいじゃないかって思いますねー。 その頃は全くそんなこと考えもしないで、バイクに乗ってました。

しかしその分、春と秋は最高でした。 車では味わえない、開放感と、自由な感覚。
調子に乗ってミニスカートでバイクに乗ってしまって とんでもない姿になったこともありますが・・・。


小さい時から一人で考え事をするのが好きで、 そのかわり深く深く考えてしまいすぎて落ち込んだり、
自分が嫌になったり、 性格も見た目もコンプレックスの塊で、
そんな自分がまた嫌で、開放感を求めてしまっていたのかもしれません。

バイクに乗ると、 自分が自分の力で前へ進んでいくような、 どこへでも行けるような、
全身に自然を感じながらも、 同時に機械の楽しさも味わえるような。(そう、機械というものも好きなのかも。)

服が好きなのも、コンプレックスから始まっていると思います。
どうやったら少しでもスタイル良く見せられるか、 ちょっとでもオシャレに見えるか、 足が長く見えるか、
そんなことの追求が服好きに発展していったんだと思う。
だから、今私はコンプレックスに感謝していたりします。

それがなかったら絶対に 「着た時にキレイに見える服を作りたい。」と思うことはなかったと思う。
デザインがどうのこうの、の前にもっと大切にしたい部分。
着て、本当の自分よりもワンランクはかっこよく見せてくれる服じゃないと。ってところです。

人間のスタート地点とも言える、妊娠期。 これを世の女性たちが乗り越えないことには、
人類は衰退していくしかないわけです。
ただし、この間には、普段感じなかったようなコンプレックスがどんどん押し寄せてくる。

バストはとんでもない形に膨らむし、(かっこいい形に巨乳になってくれるのならいいけど) お腹はどんどこ膨らむし、
体重は増えるし、腰まわりはしっかりするし。

赤ちゃんを産める幸せ感だけでは相殺できない、(というよりも、比べることがおかしいのかも)
なんともいえない悲しさに耐えなくてはならないトツキトオカでもあるわけです。

デザイナーとして、この期間のウェアからスタートできたことは、 とても私らしいような気がするのです。

普通サイズのウェアをメインに作っているブランドだと、
なかなか小さな規模のマタニティ市場に足を踏み入れることはしません。

よくあるブランドネームのついたマタニティウェアは、ネームだけを貸していて、
実際のデザイン・モノづくりは ベビー・マタニティ専門の大手企業がやっていることがほとんどだったりします。
そう、自分たちで、「ニンプさんのために」作るのではないわけです。

マビッシュは、お客様に支えられ、応援していただいて、
今年中には普通サイズジーンズを展開していくことが実現できると思うのですが、
やはり、私は私らしく、 いつでも同じ気持ちを持って、私にしか出来ないモノづくりをしていきたい。

コンプレックスの塊だった私が、 どれだけそれを克服できるものを作れるか。
それを着た時に、着た人が胸を張って歩けるような、服。 「私ってちょっとかっこいいんじゃない?」って思えるような服。

それを作っていきたいなと思うのです。


今日はコンプレックスの話ばっかりしてますが、 このバイクの乗ってたころの私は、
結婚も出産もしたくない、そんな気持ちで一杯だったんですよね。

自分がやりたいことは何か、 それをやらないうちに結婚してしまうのは嫌だ、とか、
コンプレックスだらけの私なんかに子供が産めるわけがないとか、 そんなことを考えてる状態でした。
そんな私が結婚もしたし、出産も二度することが出来た。
しかも、もう一度出来たらなーなんて思ってたりする。(もう一度は結婚じゃなくて出産のほうです。笑)


人間てのは、いくつになっても成長することが出来るのだなあ。
子供のそれには負けるけど、 その影響を受けて便乗することは出来るし、 母というものはいいものかもしれない。

そうそう、一歳半健診で、喋れる単語が少なすぎると、 保険所でチェックを入れられたチビも、
最近ではとてもよく言葉を使うようになってきた。 そのままなんてことはないのだ。

いろんなことは日々変化するし、成長する。進化もしなくてはいけない。

夏や冬のバイクのように、とんでもなく辛い時期もあれば、 それを吹き飛ばすくらい楽しい時期もある。
その中で、自分で舵を握って生きていきたいなと日々、私は思うのです。

しかし、最近妊娠もしてないのに脂肪さんが成長している私・・・。
うー、これは同じ成長でもやばいなあ。 ストップさせねば!涙


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