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yuki's DIARY
2004/3/11  仕事



昨日から少し、 というより突然すごく暖かくなってびっくり。
私のいる大阪は昨日、トレーナーでも出かけられるくらい暖かかったのですが、
みなさんの地域はどうでしたか?

ここ何日かはとても寒くて 日曜、
今年小学校入学(驚き!)の長男の必要品を買いに出かけた帰り、
地元に戻ってきたら 今日一日ここに止まっていたであろう車の上には雪が積もっていたのには驚きでした。

確かに出かけるときには雪がおもいっきり舞っていたけど
大阪というところは 少々雪が降っても積もらないところなので
「どうせまたその辺がどろどろになって終わりだな。」と思っていたのに。


さて、子供が保育園や幼稚園だの、小学校だのに入るというのは なかなか親にとっても一大事。
揃える物もたくさんあります。

小学校入学前となると 就学前の健康診断だとか、入学説明会だとか、 何かと用事もある。

しかも平日の真昼間。
私ももちろん時間に追われた仕事をしているのですが、
お勤めされているお母さん、お父さんは これがなかなかいちいち大変。

日程がわかった時点で休みをとらなくてはいけないし、
休めなければ用が済んであわててもう一度会社へ戻って・・・なんてことにもなる。

この小学校入学前なんてのは 立て続けにこの手の用事が重なる上に
卒園前だからと イレギュラーな遠足が二つ三つあったり。
(しかも親同伴のもある!)

休みは休みで必要品の買い物に追われたりして、
学習机やら、制服に合う肌着やら靴下やら、 新しい運動靴やらまで休みの度に買いに走っている状態。

うちの息子が行っているのは保育園なので、 ほとんどのお母さん方が働いていらっしゃるわけです。
しかも上にも下にもまだお子さんがいらしたりして、
私は人事のように「すごいなあ。」と感心している始末。
(自分もそうなんだけど、いつものボーっとした性格のおかげで バタバタしていてもあまり自覚がない。)

最近、この日記を読んで下さっているお客様の中からよくメールをいただく。

子育てと仕事の両立に対しての不安が多いのがすごくわかる。
こんな日記でも参考にしていただいてたり、 「子供がいても働けるんだ。」という安心感を持っていただけたりしているようで
少しでも貢献できてよかった、と思っています。


長男を初めて保育園に入れたときは 実はいろいろありました。

今通っている保育園は三歳児クラスの四月から入園したのだけど、 ここの保育園に入れてよかったと今でも思う。

ほとんど「行きたくない!」と言った日はありません。 休みの日に「今日も保育園がよかった・・・。」と言われたことまであるくらい。

特別なことをしている保育園ではないので きっと相性というのもあるのでしょう。
でも、それまでに行ったふたつの保育園は 全くだめでした。

一つ目は託児所のようなところで、 急いで預け先を探していた私は最初にそこに連れて行きました。

四月からの保育園は決まっていましたが、 急遽家族の病気でそれまで見てくれていた母が戦力外となってしまい、
二ヶ月ほど預けなくては仕事が出来ない羽目になってしまったのです。

結果は三日で息子がダウンしました。 夜、震えて泣きながら私に「行きたくない。」と訴えました。

まだたどたどしかった当時三歳になったばかりの息子の説明をなんとか聞きだし
大きい年齢の男の子に陰湿な嫌がらせをされたことがわかりました。

先生もそんなことを全く見ていなかったようで、(そういう体制なのでしょう)
私はその晩辛くて、泣いて、泣きつかれて寝ている息子に何度も謝り、 そして翌朝すぐ辞めさせました。

たった三日使っただけの通園リュックは つらい思い出を思い起こさせないためにその場でごみにしました。
そんなところだと知らずにあわてて預けた自分を許せませんでした。

「保育園は楽しいところ。 友だちもいるし、毎日大きな声でごあいさつして行くよ。」 と、預けられることの不安よりも
期待に胸をいっぱいにさせていった初日の息子の
今まで見たことの無いたった三日前の笑顔を思い出しては 流れる涙を止められませんでした。

それから何日も仕事を休み、 息子が友だちを怖がらなくなるまで 児童館などに一緒にいったりして心のリハビリをしていました。

そうしながら次の保育園を探しました。

イレギュラーに入れてくださる保育園はほとんど皆無で 唯一、とにかく話を聞きましょうといってくださった
もともと入園の第二希望だった保育園に行きました。

ここの園長先生が「一ヶ月だけしか無理ですが、四月の正式な入園までうちで面倒見ましょう。」
と言ってくださった時はもう先生が神様に見えました。(私は無宗教ですが・・・)

そこは運動場も大きく、園児数も多くて もちろん市の認可もあり、
しつけもきっちりしているところで 悪いうわさもありませんでした。

いきなり長時間は絶対だめです、といわれ、 しばらくは様子を見て午前中のみで始めました。

でも、きっと雰囲気が合わなかったのでしょう。 結局毎日泣いて過ごし、
一ヶ月通っても一人の友だちすら作りませんでした。

今では友だちが大好きな子なのに、 この時は心を許せる友だちが作れる雰囲気ではなかったのでしょう。

クラスの子たちはすごくよくしてくれているのがわかりましたが、 それでも心が開けなかったのでしょう。
前回のことがトラウマになっていたのかもしれません。
とにかく私か主人が向かえにくるのをただひたすら待つ そんな毎日だったんだと思います。

今の保育園に四月、とうとう入園になったとき、 入園式から満面の笑顔で登園し、
今まで三年間、にこにこの写真しか残っていません。

「ここが良いって僕、最初から言ってたやん。」って 息子にある日いわれたことがあります。

四月に入園するのに前年の秋には申し込みをします。 その時に一緒に見学に行ってたんです。
その時から息子は「ここに通う!」と言っていたんです。

「ほんまやな。 ここがいいって言ってたのに、 いろいろ行かせてごめんな。」と私は言いました。
「もういいよ。」と彼は言ってくれましたが、 私は一生忘れないと思います。


つらい経験をしたとき、 なんでも話せる家族でありたいと思う。

最初の託児所で つらい思いを我慢できなくなったとき、 私に話してくれて本当によかったと思う。

私も彼がただ預けられたくないから言っているのではなく、
本当に居心地の悪いところだったから我慢できなかったということを話しているのだと 気づいてやれてよかったと思う。

行きたくないと泣いただけで辞めさせるなんて 過保護じゃないのか?と言った人もいました。

でも、息子のことは一番私が知っている。

一日目、私のほうなんて振り向きもせずに 期待いっぱいの胸を躍らせて園に向かった息子が ただ甘えて、
それも震えて泣いて、そんなことを言うはずがありません。

自分に自信持って子育てしよう。 そう思います。

仕事しているだけで 「子供に良くないんじゃない?」という人もいます。

私はそうは思いません。

大切なのは子供と一日何時間一緒にいるかではない。

難しいことはわからないけど、 私の息子は嬉しそうにこう言います。

『パパとママは僕のために仕事しているんだよ。
僕においしいご飯を買ってくれたり、 おもちゃを買ってくれたり、 ジーパンを買ってくれたりするために。』

僕の両親は僕を愛しているからこそ仕事をしている。
誰になんと言われようと 息子にこう思ってもらえていればいいのだと思います。


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