yuki's DIARY
2003/5/16 サンプル確認。うれしい!つい先日、 企画第一弾のチュニック三種類の商品サンプルがあがった。
サンプルっていうのは 企画、デザインしたアイテムを
実際に使用する生地を使って
一枚だけ作ってみる試作品みたいなモノのこと。
これで思ったとおりの形やデザインに仕上がるかどうかが 確認できる。
結論から言うと、とっても良い出来だった!
初めて自分の作ったアイテムが形になって手元に届いて、
それを試着してみる瞬間、 実は内心は不安でいっぱいだった。
思い通りの素材感が出ているか、 体のラインは本当にきれいに見えるか、
そしてなによりそれを着てかわいくなれて、
幸せな気分になれるかどうか。
でも、試着したとたん、その心配は全部ふっとんだ。
その日自分が着ていた市販のマタニティウェアとは全く違っていた。
毎日自分が着ているマタニティウェアでは (それでもかなり厳選して買ったものだけど)、
最近は特にバストからお腹のラインがすごくイヤで、
春夏ならではの薄い素材ではどうにもカバーしきれずに
ぼってりした体型を丸出しにして歩いている感じだったのだが、
(9ヶ月後半ではあきらめろと言われることなのかもしれないが)
なぜかバストもお腹もこじんまり、きれいにスッキリ見えてくれるのだ。
自分で作っておいて「なぜか」という言葉はおかしいかもしれないな。
「なぜ」そうなるのかは実はわかっていて作っているんだけども。
私のマタニティウェアは 長くカジュアルを扱ってきている現場のカンというか、
そういう服の仕組みをマニュアルじゃなく、 肌で感じてきている部分を全部詰め込んであるのだ。
だから、素材も今の旬の素材を使う。
まだまだ力はないブランドだから 一度にたくさんの枚数を作れるわけじゃないけど、
だからといって代用生地や、あまり生地なんかは絶対使わない!
今、実際に普通服の市場で人気の高い素材、 しかもその中でも体にへばりつくような生地じゃだめ、
とにかくラインがきれいになる素材であることが前提で、とことん探す。
『マタニティウェア』=『普通の服とは違って当たり前、どんくさくて当たり前』という、
その感覚が絶対ゆるせないのだ。
マタニティウェアは『女の人生の中で、数えるほどしか体験できない、 貴重な期間のためのファッションアイテム』なのだ!!
ただし、それを縫うのは私ではなく、 工場の方たちなわけで、
実際に商品サンプルが上がるまではほんとに気が気でなかった。
着てみて「かわいい!ラインがきれい!」って実感できた時は 正直うれしくて泣きそうだった。
そのまま着ていたかったけど、 今度はそれをもとに実際お客様に提供する商品を作ってもらわないといけないので
泣く泣く元のどんくさいマタニティウェアに着替えた・・・。
販売まであと約二週間。 はやくあのうれしい気持ちをみんなにも感じてもらいたいな。
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